片づけられる子供を育てる③
前回片づけられる子供を育てる②で
生まれた時は 親>子です しかし、この考え方はつの付く年(9歳)までで10歳からは 親=子にするほうがいいそうです(親が子離れ)
なので、10歳からは本人に決めさせます、とお話をさせていただきました。
10歳(4年生)くらいからは、「勉強しない」「片付けなさい」などと頭ごなしに注意してもだんだん通じなくなってきます。
やる、やらないはともかく返事をしてくれればまだいい方で、「無視」、あまりうるさいお母さんには「悪態」が帰ってくる場合もあります。
親と子も人間関係です。 親=子です。上から目線を一度辞めてみましょう。
手出し、口出ししすぎるお母さんは「片づけられない子供を育てて恥ずかしい」と思うよりも、「いつまでも、子供に手出ししている親も恥ずかしい」くらいに考えた方がいいです。
天気予報が、雨なので、玄関で傘やカッパを忘れないように待ち構えていたりしませんか?
傘やカッパを忘れてずぶ濡れを体験すると、次から自分で考えるようになります。
2回濡れれば、3回目からは対策まで考えます。
子供の出来る力を信じて、親離れ、手をかけるより目をかけるです。
では、具体的に、片づけない子供に対してどうすればいいのでしょうか。
「質問」をしてみるです。
この質問力、自分で考える子供を育てるのにとても重要だそうです。
あのさ、ここにいつも服が脱いだままだと、お母さんいやな気持ちがするんだけど
○○はどう思う←質問(○○は名前でおねえちゃんとか言いません)
洗濯機の所に持っていくの大変(質問)
・・・何か答えが帰ってきたらそれを受け止めて否定しません。
例えば、「だってめんどくさいから」っていう答えだった場合。
めんどくさいよね(一度気持ちを受け止めて)
でもねお母さん、洗濯や御飯の支度で忙しいから○○洗濯機の所に持って行ってくれると助かるんだけど、どう思う。(質問)
解決策を本人が提示するまで、ひたすら繰り返します。
大人が怒らないで穏やかな気持ちで、話しかけると子どもは聞いてくれます。子供の気持ちに寄り添う姿勢でいることが重要です。
努力が必要なことですが、「子どもの心の声を聴こう」という思いで、
「質問」をしてみましょう。
次に、出来た時には思いっきり褒めましょう。「お母さん、うれし~~い!」
悪い言葉がけお母さん仕事で疲れているのに、何であなたの服まで片づけなきゃ ならないの。
こんなんじゃ大人になっても世の中に通用しないから。
お姉ちゃんを少しは、見習いなさい。
誰に似て、こんなダメな子になっちゃったのかしら。
質問以前に、お母さんがしっかり片づけが出来ていることが前提ですよ。
私は、カウンセリングの勉強をしていて、
家族セラピストや不登校児対応専門カウンセラーという資格を持っています
ですから、整理収納アドバイザー+カウンセラーという立場でお話をさせていただきました。
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