床にモノを置かない生活のススメ
私の実家もそうなんですが、田舎の家の場合、よく床に野菜が置いてあります。
「うちも、そうなの」と共感いただける方多いのではないかと思うのですが。
私は、反面教師で床にモノを置かない生活を心がけてきました。
それが、整理収納アドバイザーを心ざした原点かもしれません。
では、なぜ、床にモノを置いてはいけないのでしょうか。
①床は、収納スペースではありません。(当たり前ですが)
②床には、ホコリがたまります。
③掃除機をかけるとき、ほうきではくとき、または、単純に歩くときに邪魔になります。
④ひとつ置くと、まいっか的な感覚でどんどん増えてしまいます。
では、床にモノを置かない生活の効果を挙げてみます。
①部屋が広く使える。
②掃除が簡単にできるし、つまづかない。
(はいはいする様なお子さんや足の悪いお年寄りがいる家庭ではこれとても大事です)
③イライラしなくなる
イライラしなくなるは、本当です。床にモノがない=スッキリ=前向きな気持ちになるです。
しかし、ここで気をつけたいところは、床に置かずに見えないところ(押入れ)などにとりあえず入れておけばいいという話ではありません。
買ってきたものが、床にそのまま置いてあり、収納スペースが少ないからしまえないので、収納を増やしたいという話をよく聞きます。
日本人の収納の特徴として、「よく使うものをしまう」ではなく「しまっておきたいものをしまう」という傾向にあるそうです。
たとえば、キッチンで一番便利な収納場所に、圧力なべや重箱などをしまい、普段使う、鍋やフライパンは出しっぱなしという生活、思い当たる方多くないでしょうか。
収納スペースをどのように有効に使うか見直すことが、床にモノを置かない生活への近道であり、
イライラしない、前向きな生活への近道でもあります。
|